副業は、しようと思い立ってもなかなか行動に移せません。
そのハードルを高くしている理由には、税金関係や法律など。
これらの事が明確に分からないからではないでしょうか?
もし、会社が副業禁止規定を作っていた場合。
本業を犠牲にしてまで副業をする価値があるのか?
副業をしても、税金の手続きの手間や金額で
労力に見合った収入が得られないんじゃないか・・・?
納税額が増えて、会社に副業の事がばれて、
クビになったりしないのか・・・?
((((;゚Д゚)))))))
ビビっちゃいました? ρ(-ω-、)ヾ(゚ω゚;)ヨチヨチ
色々と不安に思う事、当然です。
私も、調べる事すらめんどくさくて、
なかなか副業に手を出しませんでした。
その期間、すでに10年(笑)
ですがこのサイトに訪れているあなたっ! m9っ`Д´)
あなたはすでに、
「副業やってみたいな〜」
という当時の私よりも、
「副業やろっかな〜」
となっている分、一歩以上進んでいるんですっ!
しかもこのブログだけで、ほとんどの不安を解消する事が出来る!!
色々な本やサイトを調べ回った私よりも、
効率良く進めていく事が出来るっ!!
私や他の人よりも、ハードルが下がってるんです。
一つ一つ。
確実に
急いで。
でも焦らずに。
進んでいきましょうね。
では始めましょう!
まずは根本的な問題。
そもそも、会社員の副業は、
法律で禁止されていたりするのでしょうか?
この問題に関しては、安心して頂いて問題ありません。
今現在、会社員の副業を禁止する法律はありません。
たぶんですが、今後も法律で禁止される事はないでしょう。
ナゼかって??
それは、国が定めている国民の義務にあります。
『働ける環境にある日本国民は、労働をしなければならない』
勤労という、全ての日本国民に課せられている義務。
国としては、働く事が出来る人には、どんどん働いてもらって
税金をバンバン納めてもらった方が、
財政は潤います。
日本の財政と言えば、1000兆円以上もの借入金、
国際的に見ても、破綻してもおかしくない国家財政にまで達してきています。
そのような状況で、税収が下がるような法律を作るとは思えない。
人は、収入が増えると財布の紐も緩くなりがち。
どんどん働いて稼いでもらい、国家の財政に貢献してもらわないといけないのです。
日本の法律では禁止されていない会社員の副業。
では、日本の多くの企業は
なぜ副業を禁止しているのか?
大きな理由としては、二つあります。
一つ目
本業に集中させるため。
会社としては、自社の業務に集中して
少しでも多くの利益を上げてもらいたいもの。
ですが雇っている社員が、もしも他にも仕事をしていると、
もしかしたら本業が疎かになってしまうかもしれない・・
そもそも、副業禁止などの従業員規定。
日本の企業が従業員に対して、
様々な規定を作り、一般化してきたのはいつ頃なのでしょう??
それは、高度経済成長期。
当時の日本は、経済が完全に右肩上がり。
どんな商売をしても、よっぽどの事が無ければ失敗しない。
どれだけ仕事が出来ない人でも、それなりの仕事はありました。
今では死後となりつつある『終身雇用』や『年功序列』といった雇用形態も、
この時に構築されました。
普通に仕事をしていれば、毎年自動的に給料は上がり、
逮捕されるような事件さえ起こさなければ、
60歳、定年まで働く事が出来る。
このような時代に作られた『副業禁止規定』。
昨今の『不安定な雇用』『不安定な給料』の時代には
既に時代には合っていない、時代遅れのシステムなんです。
これが一つ目、表向きの理由。
この『本業に集中させる事』には
実はもう一つ裏の顔があります。
あなたは、今の仕事だけに集中していると、
特別な事をしない限りは、他に収入源はありませんよね?
という事は、自然とあなたは、
今の会社にしがみつかなければならない。
自然に、あなたと会社の上下関係が決まってしまいます。
もしあなたが
「今の会社を辞めても、他の会社で働ける」
と思っていたとしても、
現段階での収入源は、今勤めている会社のみ。
その「他の会社」も100%確実でない限り
かならずどこかで、今勤めている会社との上下関係は発生してしまう・・・。
この事がどれだけ、あなたにとって危険な事か!!
ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿アワワ
分かって頂けたと思います。
この上下関係がある限り、会社はあなたをコントロールしやすい状況です。
商売が順調な時は良いですが、
もし状況が悪くなったら、自主的に退職するように促す事も可能です。
想像してみて下さい。
今まで、営業をしていたあなたが。
急に総務の仕事、それも鉛筆などの消耗品発注業務だけになったときの状況を。
今まで、工場で技術職をしていたあなたが。
急に営業職、取引先に行って仕事を取ってこなければならなくなったときの状況を。
実際に色々な企業で、そのような理不尽とも言える人事配置は起こっています。
私の取引先では、今までデザインや企画の仕事をしていた女の子。
彼女がある日突然、地方の倉庫での検品作業に人事異動。
けっして、仕事が出来ない子ではありません。
それどころか、彼女が任せられていたプロジェクトが
会社の危機を救った事も有ります。
彼女の雇用形態は正社員。
正社員だと、会社の人事異動に対しては
ほぼ無条件で従わなければならない。
そのまま退職せざるを得なくなりました。。。
理不尽な人事配置。
会社から、そのような事をされてからだと、既に遅いんです。
二つ目
顧客情報や知識、技術情報流出の問題。
つい最近、東芝の半導体データが、
韓国企業に技術流出したという問題がありました。
この事件は、東芝と技術提携していた企業、
そこに勤めていた技術者が、退職後に技術情報を韓国企業に漏洩したという事。
そしてその技術者の元社員、技術を漏洩した容疑で逮捕されました。
この事件は、退職後の漏洩という事ですが
これが、勤務したままだとしたら?
リアルタイムで、全ての情報を持ち出す事も可能となります!
=ε=(ノ≧∀)ノ
企業としては、恐怖に感じると思いませんか?
企業に取って、自社の社員が副業をするという事は
これほどのリスクがあるという事です。
『従業員は会社の財産』という言葉があります。
ですが、この言葉に反して、ここ10年ほど、
契約社員や派遣社員といった非正規雇用がどんどん増えています。
これは、パソコンやインターネットなどが急速に普及し、
情報が漏洩しやすくなった現代の、
企業のリスク回避の一面もあります。
企業の業務、アウトソーシングする事も一般化してきています。
アウトソーシングならば、情報内容をある程度は制限する事も出来ます。
会社 対 会社の契約で、情報の取り扱いを縛る事も出来ます。
正社員として一人の人間を雇うとなると、
経費負担だけでなく、企業としてもかなりのリスクを伴うという事。
今や、『従業員は会社の財産』ではなく、
『従業員がもたらす知識や情報、技術が企業の財産』
に変化してしまいました。
良いのか悪いのか、時代が変化したという事ですね・・・
( ´Д`)y━・~~
この二つの理由が、企業が副業を禁止する大きな理由です。
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