今の日本。
経済のトップをひた走っている企業は色々とありますが、
その中でも有名な人と言えば、
柳井さんや孫さんですよね。
彼らが、テレビや本などでオススメしているのは、
ニッチ市場。
いわゆる、隙間産業を否定することがあります。
確かに、それは一理あります。
彼らが運営している会社の大成功を見れば、
間違ってはいないのでしょう。
ただしそれは、
組織での仕事として考えればの話です。
大企業の大きな組織で、
効率的に大きく成功する方法。
マスマーケティング、
いわゆる大衆向けの商売をする必要があります。
業績は、常に右肩上がりでなければ、
株価が下がってしまいます。
それこそ、株主からの批判で、
経営陣のクビすら飛んでしまう可能性も。
確かに、大企業でもニッチな市場の仕事が
出来ないということはありません。
特に、優秀な人であれば、
一人でその仕事を完結させることもできるでしょう。
ただ、会社組織として考えた時には、
それだけ仕事ができる人材は、
そんなニッチな仕事をさせるのはもったいない。
優秀な人は、もっと大きな仕事をさせるために、
大きな仕事のチームに組み込みます。
では、普通の人でチームを作って
ニッチ市場の仕事をすれば良いのかというと。
それはそれで、経費や人件費を稼げるのか?
という部分につながってきます。
それに、会社のマネージメントの手間も増えてしまいます。
組織やチームの規模次第で、
ビジネスの市場規模が、
自然と変わってくるんですね。
わたしが、ブログやメルマガ読者の方々から、
よく相談されることの一つとして、
「アフィリエイトを個人でやっていても、
色々な会社が参入してきたら、
太刀打ち出来なくなるんじゃないのか?」
という質問があります。
アフィリエイターやコンテンツ販売者など、
ネットビジネス市場は、
個人で仕事をしている人がたくさんいます。
これから、会社規模でアフィリエイトをする人たちが
出てくるのじゃないか?
この不安は、あまり気にしなくても良いでしょう。
アフィリエイトなどのネットビジネスは、
個人でするから多くの利益が出るのです。
これを、大きな組織で行うと、
非常に効率が悪くなってしまいます。
アフィリエイトじゃなく、
もっと他のビジネスを手がけた方が、
利益率が高くなります。
アフィリエイトに特化した組織を作るより、
組織の規模に合わせたビジネス展開をした方が良い。
それこそ、システムを作って自分たちで販売をした方が、
利益率は桁違いに高くなります。
例えば。
「青汁」や「ダイエットサプリメント」のアフィリエイトを、
組織ですることに、意味はないですよね。
組織の規模で、効率が良いビジネスジャンルは変わってきます。
アフィリエイターの仕事は、
体験者の生の声を伝えて、商品を購入してもらうこと。
ネットビジネスの大半は、
あくまでも個人のスモールビジネスなんです。
これからどんどん、個人でのスモールビジネスが加速するはずです。
スモールビジネスで成功するセオリーは、
ニッチ市場を狙うこと。
成功者の声だからといって、
全てに影響を受けないようにした方が良いですね。
自分に必要なことを見誤らないようにしましょう。
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