グローバル化が加速している現代社会、
スピードが命の仕事や会社はドンドン増えています。
だからといって、適当な仕事をしていると、
大きなクレームに発展してしまう。
実際、会社が求める人材はどちらなのか?
わたしが勤めている会社で、
経営陣に聞いてみました。
やっぱり一番良いのは、
丁寧で早く仕事ができる人。
そりゃそうですね(笑)
とりあえず、この返答は無視して、
もういちど聞いてみました。
一般社員、先輩といった立場の人からの回答だと、
どちらも中間、バランスが取れている人が良い
とのこと。
これは、協調性にも関係してくるんでしょう。
バランスが取れているという事は、
周囲の人もあわせやすいですし。
ですが、役職者、管理職クラスになってくると、
仕事は速く出来る人の方が良い
との返答が。
丁寧に仕事をしていても、
間に合わなければ意味がない。
ミスばかりだと困るが、
ある程度のレベルさえクリアしていれば、
早めに出来ればフォローをすることができるから。
まさに、時は金なりですね。
でも、いつでも早ければ良い、というものでもありません。
例えば、急に明日、プレゼンの予定が入ってしまった場合。
この場合は、間に合わなければ意味がない。
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、プレゼンする相手がもし、
会社にとっての大取引先だった場合。
中途半端なプレゼンで、
逆に取引が無くなってしまう可能性もあります。
もう一つの例としては、
一ヶ月後のプレゼンがあったとします。
普通だったら、一ヶ月もあるから、
ゆっくりとしっかりとした資料を用意しようとするでしょう。
ですが逆に、一週間で仕上げてみて、
いちど相手に見てもらうとどうでしょう。
今まで得られなかった情報や、
新たな提案依頼をされる可能性もあったりするでしょう。
他者に先駆けてオーダーを取ることも
出来るかもしれません。
相手との関係や立場、雰囲気を読み切ることが大切という事です。
相手との関係を読み取ることが大切では有るのですが、
ただやはり、仕事は早いにこしたことはありません。
質を重視しすぎるあまり、
商売のタイミングを逃してしまっては意味がないからです。
丁寧に仕事をやろうとする人は、その意識が強すぎるあまり、
スピードに対する意欲が欠けていることが多い。
逆に、早く仕事をこなすことが出来る人は、
ミスを連発して、どんどん制度が高くなっていきます。
スピードは維持したまま、
良い仕事ができるようになる可能性が高いということ。
こういう人は、いちばんの理想型である、
「それなりの精度の仕事を有る程度の早さ」
で出来るようになってきます。
よくよく周りを見てみて下さい。
出世するタイプには、このタイプが多くは有りませんか?
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